福利厚生はとっても大事。あなたが転職したい病院は大丈夫?
このページでは、転職する時に気になる福利厚生について記載しています。どんな仕事でも勤務前にきちんと確認しておかないといけないのが福利厚生です。後々後悔することもあるので気を付けましょう!
今さら聞けないけど、福利厚生ってそもそも何?福利厚生の種類は?など、意外と知らない福利厚生についての解説ページです。これから転職する看護師さんに必要な福利厚生をまとめてあるので、病院や医療施設を選ぶ時の参考にして下さい。
どのような病院に転職するのか、まだ判断基準が定まっていない看護師さんは福利厚生以外で転職先の病院の基準は何?という記事も併せて読むと病院を選ぶ基準がスムーズに決められます。
- 保険(健康保険/雇用保険/労災保険/団体保険等)
- 年金(厚生年金/共済年金等)
- 住宅・住居(看護師寮/住宅手当/家賃補助等)
- 院内保育所・家族、子育て支援(扶養手当/家族手当等)
- 休日・給与・資格手当
- 公務災害補償制度
- 保養施設・社員旅行・社員食堂・クラブ活動
- その他
上記を見れば分かるように、福利厚生といってもたくさんの種類があります。転職する際には、福利厚生をよく確認する必要があります。看護師の転職において、重要なポイントやクラブ活動は必要?など、福利厚生の種類を下記で細かく解説しています。
保険(健康保険・雇用保険・団体保険等)
保険の中でも労災保険は全員加入対象になっていますが、健康保険・雇用保険。団体保険は誰でも加入できるわけではありません。従業員数が少ない病院施設の場合、加入が義務づけられていません。仮に、加入条件をクリアしていれば誰でも加入できます。
団体保険は、病院・看護協会などが団体加入していて、自動車保険であったり傷害保険などが団体割引で加入できます。転職先の医療施設がどのような保険に加入しているのかは、先に知る必要がありそうです。
年金(厚生年金/共済年金等)
年金と聞くと一般的に厚生年金が出てきますが、病院施設によって違いがあります。民間病院の場合は厚生年金であることが多いですが、公立病院の場合は共済年金への加入になります。場合によっては、国民年金の病院やクリニックなどもあるのでしっかり確認した方がいいポイントです。
住宅・住居(看護師寮/住宅手当/家賃補助)
看護師寮を用意して安く提供しているか、家賃補助・住宅手当として現金で支給しているかというようになっています。看護師寮を完備している場合、病院が所有している住宅もあれば、民間のアパート・ワンルームマンションを借り上げて部屋を用意している医療施設もあります。
アパートでもワンルームマンションでも、全室エアコンやキッチン、浴室、トイレ付の部屋です。中には家具・家電まで備え付けられた職員住宅もあるようです。
しかし、家族寮を完備している医療施設は少なめなので、転職を機に家族寮に入居を予定している場合、家族寮を完備している医療施設かどうか、きちんと確認しておく必要があります。
寮費は単身寮の安いところだと5,000円~程度、高くても50,000円前後です。それでも、その地域の一般的な家賃よりもかなり安く設定されています。たまに、寮費が無料のところもあります。大変ありがたい福利厚生制度です。
院内保育所・家族、子育て支援(院内厚生制度)
福利厚生の一環として、職場内に保育施設を完備している施設もあります。小さなお子さんを職場の保育室で面倒をみてくれる施設なら、安心して働く事ができます。院内保育所がある病院での勤務は、仕事に専念することができるというようにママ看護師から人気がある病院です。
そして、配偶者や子供がいる看護師に支給される家族手当・扶養手当ですが、扶養手当は子供1人に対して5,000円~というのが平均のようです。
他にも、育児休暇が取得出来たり、育児短時間勤務制度を採用して母親の負担を減らすなどの配慮を行う職場もあります。介護休暇、結婚休暇、慶弔休暇などの各種休暇も取れるようになっているのも一般的です。子育てしながらの病院勤務では確実に確認しておかないといけない制度です。
休日・給与・資格手当
福利厚生の中でも、休日の日数や特に給与額は、転職の際に一番気になる点といっても過言ではないですよね?残業が多くても、休日の日数が多ければOK!その分、給与を増やしてくれるなら…という看護師もいますし、残業が全くない病院で休日は最低日数でいい。という看護師もいます。
そして、給与水準は各求人施設により差異がありますし、最終学歴や持っている資格によっても給与額は変わります。より有利な給与を狙うためには、多くの資格を取得し専門スキルを身につけること。高給与を狙うなら【年収600万円以上の看護師求人の見つけ方】を参考にして下さい。その他、経営基盤のしっかりした医療施設を選ぶと良いでしょう。このような点を踏まえて病院やクリニック、医療施設をよく知ってからの転職をオススメします。
資格手当とは、正看護師と准看護師の差別化を図るためにある手当ですが、認定看護師・専門看護師の資格があると、さらに手当が増えるので給与アップへと繋がります。常に精進していこうという気持ちがある看護師さんには必然的についてくるのが「資格手当」というところでしょうか。福利厚生の中でも資格手当に重点を置いてる看護師さんは【手当が充実している病院で働きたい】という記事を参考にすると転職先の医療施設が早く決まるかも!
公務災害補償制度
仕事中や通勤中に怪我や災害などに巻き込まれた場合に、手続きを踏むことによって治療費が支給される制度です。もしもの時に、この制度に加入していると安心です。公務災害補償制度が職場にない場合は、個人で加入する事も出来ます。費用は一年間数千円程度なので、心配な方は加入しておかれた方が良いでしょう。補償内容や加入方法などの詳細は、各都道府県のナースセンターまでお問い合わせ下さい。
保養施設・社員旅行・社員食堂・クラブ活動
保養施設・社員旅行・社員食堂・クラブ活動の他にも、格安でエステに行けたり、ゴルフ場の割引などの福利厚生はたくさんありますが、これらは法定外福利制度なので働き先の病院や医療施設によって大きな差があります。
法定外というだけあって、法律で定められているわけではないので、何もやっていない病院・クリニック・医療施設もあります。福利厚生が充実している病院というのは、このような点の充実ということかもしれません。働く側の看護師としては、病院を選ぶ時の重要なポイントが福利厚生の充実かもしれません。
しかし、転職をしようと思った時に自分ひとりで転職活動を行うには情報量が限られています。少しでもたくさんの求人をチェックして検討するべきです。色々な求人を比較してこそ福利厚生が充実しているか、していないかがわかりますので、まずは自分で比較することから始めるといいです。
新人看護師に重要な福利厚生
新人看護師に特に必要な福利厚生を選びました。将来のことを考えると保険・年金の加入は必須です。看護師生活を楽しむためにも、社員旅行やクラブ活動も大事な福利厚生だと思います。転職する際は、これを参考に役立てて下さい。
・年金
・住宅、住居
・公務災害補償制度
・保養施設、社員旅行、社員食堂、クラブ活動
・休日、給与、資格手当
ママ看護師に重要な福利厚生
ママ看護師は、子育て・育児など子供のことを考えての転職がおすすめです。その時に忘れてはいけない福利厚生をまとめました。転職の際には役立てて下さい。
・年金
・住宅、住居
・院内保育所、家族、子育て支援
・休日、給与、資格手当
・公務災害補償制度
転職をするなら、今よりも良い環境で働けるように福利厚生も気にかけていただければ、満足できる転職になりますよ。
「福利厚生が充実してる病院で働きたい!」を読んだ看護師さんにオススメの看護師求人サイト
https://www.nursejinzaibank.com | |||||||||||||||||||
ナース専科を運営する株式会社エスエムエスが運営。看護師なら知らない人がいない程知名度が高い! 看護師紹介会社として上場を果たしたエスエムエス。医療人材業界で最も知名度が高く、病院からの信頼も厚いので求人数が多いのが特徴。拠点数も多く、それぞれの地域に密着して看護師の転職活動をサポートしているので、地元のクリニックから市立病院や国立病院など、病院バリエーションが豊富です。看護師求人サイトの中でも口コミで人気NO.1はナース人材バンクです。
|
http://kango.mynavi.jp/ | |||||||||||||||||||
育児と子育てを両立できる病院を希望しました。子育てしながら働く看護師の気持ちがわかる担当者の方の丁寧なサポートのおかげで、有給消化100%の病院に入職できました。
|
http://iryo-de-hatarako.net | |||||||||||||||||||
コミュニケーション能力がないといわれ続けた病院を辞めたいと思って、ナースではたらこに登録。職場で仲良くなれる人を見つけることはできませんでしたが、今の職場は私のことをわかってくれるチームなので、気持ちよく働いています。
|